2009年 12月 29日
炒り鶏のコツ
根菜類をそれぞれ別々に煮るお煮しめよりも、一度に煮るので、
手軽です。お味も甘辛で濃い目なので、日持ちもしますし、なにより
子供達が成長期には薄味のお煮しめよりも好まれます。
これで苦手な根菜類も食べるようになりました。
ばぁば直伝の、大きな焼き豆腐が入った、薄味の田舎煮と両方作りますが、
そちらはもっぱら大人用でした。
筑前煮のコツはななんと言っても、材料を大きめに切って煮ることです。
鶏も蓮根も筍も煮ているうちに、思いのほか縮まってしまうからです。
もうひとつ、目分量でつくるときに、初心者のかたが間違えやすいのは、
“ひたひた”の水の分量の見分け方です。お水だけを入れたときに、
材料が見え隠れするくらいでは多すぎです。調味料が入って、煮ている
うちにお野菜から水分もでてきますから、すぐにタプタプになってしまいます。
お水を入れるとき、材料の8~9分目にするくらいでよいでしょう。
もうひとつ、手間ではありますが、油で炒めた材料を一度大きなザルに
取り出し、熱湯を回しかけ、油抜きをし、お鍋のこびりつきもよく洗って
から煮ると、出来上がりがとても綺麗です。
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